Webマップ版はこちら。
日時:2025年3月14日
距離:349.1km
時間:8時間45分
距離と時間はGPSデータによる。
続きを読む
ノーマルのカムシャフトは中低速が強くて乗りやすいが、7000回転から上昇が遅くなり8000回転で頭打ちする感じ。ギアが4速しかないし、125ccなのでドコドコ坂を上る感じではないので、もう少し回ってほしい。というわけで、今度はクリッピングポイントのハイカムシャフトST-1Dを入れてみた。写真の一番上がノーマル、真ん中がSP武川N-15、下がクリッピングポイントのST-1D。
レビューなどを見ると、以前に付けていたSP武川のN-15とノーマルとの中間的な特性のようだ。ノギスなので参考程度だが、カムの最大径(山の高さ)を計ってみたところ、
Nomal : IN 32.6 EX 32.4
→サービスマニュアルでは、IN 32.657-32.897 EX 32.481-32.721
N-15 : IN 33.0 EX 33.0
ST-1D : IN 32.8 EX 32.6
となっており、カムの高さを見てもST-1DはノーマルとN-15との中間的な特性のようだ。SP武川N-15はリフト量が高いのでパワーも出やすいのだろう。その代わり、実用上問題ないかもしれないが、バルブスプリングのへたりや、各部の摩耗も大きくなる傾向にあるはず。ST-1Dはノーマル+0.2mmのリフトのようだ。
少しテスト走行して1速で引っ張ってみたところ、ノーマルよりは1000回転ほど高く、9000回転程度までは回る感じ。中低速は3000~4000回転でアクセルを少し開いた際、ノーマルではグッと前に出る感じがするが、ST-1Dではあまり感じられなかった。N-15はパワーバンドが明確に6000回転以上とわかるが、ST-1Dではそれほど明確ではないので、中低速の落ち込みはそれほど大きくないのだろう。その代わり、N-15ほど高回転は伸びないのだと思う。
あと、レビューの中にはシリンダヘッド辺りから「ピヨピヨ」という音がするというものがあったが、私のからはそのような音は出なかった。また、セルでの始動で「回らない」という事象も今のところ発生していない。
デコンプ付きのハイカムとしては安価だし、SP武川製ほどは高回転型でないので、ツーリングならちょうどよさそうに思う。しばらく使ってみて、坂道などでのギアのつながりなどを確認してみたい。
寒い時期にセルの回りが重くなっているので、始動時にヘッドライトやスマートディスプレイをOFFにして、消費電力を小さくする工夫をしてきたが完全には解消していない。装着しているSP武川のN-15スポーツカムシャフトはデコンプ機構を省略しているので、いったんノーマルに戻してみた。カムスプロケットを外す際には、先人の教えにしたがって、タイラップで結んでおくと元に戻すのが楽だった。
上がN-15、下がノーマル。ノーマルでは右端のベアリングの内側にデコンプ機構が付いている。交換後は気温が少し高くなったこともあり、問題なく始動できている。
久しぶりにノーマルカムシャフトで走行したところ、やはり、中低速は力強くなるものの、高回転域では上昇が遅く、8000回転くらいで頭打ちする感じ。中低速が強いといっても125ccなので、坂道をグイグイ上るような力はない。上り坂でノーマルだと3速7000~7500回転くらいでシフトアップすることになるが、4速に入ると6000回転を下回るので失速してしまうことが多い。サブコンでリミットを9500回転に上げ、N-15のときのように9000回転くらいまで回わすと、4速に入れたときに6000回転以上のパワーバンドをキープできる。しばらくノーマルで乗ってみて、どうしても不満ならハイカムに戻してみよう。
ツールボックスの掃除をしたついでに内容物を紹介。CT125はツアラテック製を付けているが、本体はAmazonなどでも見かけるタイプ。
ツールボックスには工具ケース(ペンケース)、トレックフィールドの空気入れ入れDtype、予備チューブ、軍手、ウエスが入っている。
ペンケースの内容物。8~14のスパナとメガネレンチ、六角レンチ、プラスドライバー、プライヤー、バイスプライヤー、リアサス用フックレンチ、書類などが入っている。丸棒はYSSのリアサス調整用だったもの。これで大体の修理や調整は可能だが、プラグレンチを追加した方がいいな。
空気入れケースには、手動式エアポンプ、タイヤレバー2本、エアゲージ、パッチやゴム糊を入れている。
ペンケース、空気入れケース、予備チューブは写真のような感じで入るので、残った隙間に軍手とウエスを押し込んでいる。CT125はセンタースタンドがあるので、携帯スタンドは不要。以前は空気入れの代わりにエアボンベを積んでいたが、パンク修理を失敗すると足らなくなる恐れがあるので、結局、常備するのは手押しポンプになった。なお、ツーリングなどでは別に電動ポンプを持っていくことが多い。
WR250Rはサイドバッグサポートの内側にGIVIのツールボックスを装着している。カギはセイムキー5本セットを買ってきて、持っているすべてのボックスと共通のキーにしている。
ボックスには工具ケース(ペンケース)、DAYTONAのイージーリフトアップスタンド、アクスルナット用レンチ(22mm/27mm)。レンチは片口メガネをツールボックスに入るサイズにカットしている。
工具ケースの内容物。タイヤレバー2本とエアゲージ、プラスドライバー、プライヤー、バイスプライヤー、8~17mmのコンビネーションレンチ、8~17mmのスパナ、10×12と17×19のメガネレンチ、六角レンチ、Dサイズプラグ用ソケットとラチェットメガネアダプターを入れている。WR250RはCサイズで奥深いところにあるため、標準車載工具のプラグレンチを使う。プラグ用ソケットは外してラチェットアダプターはCT125に移植しよう。
ツールボックスには工具ケース(ペンケース)、片口メガネ、リフトアップスタンドの順に押し込んでいる。ペンケースのファスナーが壊れたので買い替えだな。
ツールボックスにチューブと空気入れは入りきらないので、タンク上のKreigaのUS-5ドライパックに入れている。
バッグの中身。予備チューブ、電動空気入れ、軍手、ウエス、マフラー用洗車プラグが入っている。空気入れは電動を使うと手動には戻れないな。
トップケースを付けていないとき、リアにはトレックマウントBagLを積んでいる。
雨具、ウルトラライトダウンジャケット、ブーツカバー、エマージェンシーシートが入っている。雨具は上がモンベル、下がR&R。日帰りツーリング程度なら、ISDEウェストバッグとトレックマウントバッグを組合せて使うことが多い。
これだけ積んでおけば、スマホやカメラ、予備グローブ、常備薬を追加するだけで、日帰りツーリングに出発できる。
アライのSZ-GはCT125での買い物などに使っている。CT-Zのバイザーやシールドを取り付けて、バイザー付ジェットヘルにしていたが、特にバイクのスクリーンがあると乱流で風切り音が大きくなるようだ。どこが問題なのかわからないので、久しぶりにノーマルのシールドに戻してみた。SZ-GのスーパーアドシスZRシールドにはピンロックシートの設定がないので、Amazonでよさそうな貼付式調光インナーシールドを購入。14時ごろの薄日でも、スモークまでは暗くならないが、セミスモークよりは濃くなるようだ。また、SHOEIのフォトクロミックシールドや他社の同様の貼付式インナーシールドは赤みがかかっているが、これは普通のスモークなのがいいと思う。ただし、調光式はどれも同じかと思うが、濃くなるのは比較的早いものの、薄くなるのは少し時間がかかるようだ。
左のエアダクトの爪が折れて閉まらなくなったので、ダクトもセットで交換。ついでにセンターのダクトも取り付けてみた。夏場だとあまり涼しいと感じないが、冬に開いていると冷たい風が入ってくるのがよくわかる。
少し走行してみたところ、風切り音は減少してかなり静かになった。
アリエクを眺めていたらWR250R用アルミステップが何種類か販売されていた。写真を見る限りそれなりのものが2000円強だったので、試しに購入してみた。材質はアルミのようで、ステンレスらしいステップピンがねじ込まれている。取付用のピン、スプリング、割ピンと予備のステップピン5本が付属していた。
YZ250F用ステップとの比較。大きさなどはほぼ同じ。
チェンジペダル側。付属のスプリングは精度が悪く、ステップに嵌まり込まなかった。また、取付用のピンもワッシャが入らない寸法だったので、両方とも今まで使っていたYZ250F用を使用した。
ブレーキペダル側。ブレーキ側もピンとスプリングは今までのものを使用。ブレーキ側はペダルを外さないとステップのピンが抜けない。
少し走行してみたが、大きさなどが変わらないので、乗った感じも今まで通り。見た目が少し変わっただけだな。強度は純正品などより低く、ぶつけると曲がったり割れたりするらしいが、最近は林道にもあまり行かないので十分だろう。
WR250RとCT125にはハンドルカバーを付けているので本格的なウインターグローブは不要で、真冬でも100%のBRISKERグローブを使っている。外側がネオプレンみたいな素材で内側が普通のMXグローブと同じなので操作性がよく、比較的安価なので何枚か継続して買っていた。ところが、一番最近に買ったものは指の横の部分の通気性がよすぎる上に、裁縫部分がすぐに裂けてしまった。他のものを検討していたところ、DFGから冬用MXグローブが発売されていたので購入してみた。指が少し細めなこと以外、サイズ感は一般的で”L”でよかった。つくりもしっかりしており、冬用グローブのファーストチョイスになりそうだ。
林道などでは、シールドだと光が反射して見にくくなるので、ゴーグルを使用することが多い。長年、Oakley O-FrameかSCOTTの89シリーズを使っていたが、89は生産中止、O-Frameも店頭で見かけることが少なくなった。Oakleyは他社による通販を認めていないようで、本家のサイトで購入することになる。オークションなどにも出品されているが、最近少なくなったような気がするので、本家サイトを見に行くとほとんどが「あと〇個」となっていた。80年代から販売されているモデルで、後継モデル(O-Frame 2.0)もあるので、そろそろ生産終了かもしれない。持っているフェイスガードが使える希少なゴーグルだし、割引もされていたのでTroy Lee Designsの特別モデルを購入した。
現在販売されているフェイスガードはSCOTTのPrimal/Sprit OTG用のみだが、ゴーグルから外れやすいので少々使いにくい。O-Frameのフェイスガードはずいぶん前に生産中止だが、取付穴は残っていてしっかり固定されるので、普段の使用で外れることはほとんどない。