都心を散歩


 正月は関西に帰らず東京で過ごしている。都心は空いているかなと思って、バイクで出かけてきた。


 首都高を使わずに国道15(第一京浜)で都心を目指す。浜松町の辺りをウロウロしていたら、大きな水門が見えたので立ち寄ってみる。東京港と芝浦東運河の水門で、1977年に完成したととのこと。伊勢湾台風(1959年)のときいは、ここに5mの高潮が来たらしい。


 少し北西側に移動したところにある金杉橋。通勤で向こうに見える京浜東北線に乗っているとき、船が見えて気になっていたところ。


 屋形船などが停泊している。神戸にも海があるけど、海と山の距離が短いので、東京のような運河はあまり見かけない。正確には運河ではなく、古川という自然の川を舟が入れるように江戸時代に拡張したとのこと。


 少し北上して芝公園へ。朝は風が強かったが、昼前になって収まってきた。暖かくなってきており、ベンチではおじいさんが寝ていた。


 さらに北上して環二通り(新虎通り)から見た虎ノ門ヒルズ。実は職場の近くで、天気の良い日はここを歩いて通勤している。


 新虎通り周辺は再開発中で、ビルをペイントしたり、オープンカフェを設置したりして、オリンピックに向けて盛り上げようとしているようだ。


 皇居周辺を見に行く。服部半蔵の名を取った半蔵門。今は天皇陛下の出入口になっているらしい。城の正面になる大手門とはちょうど反対側で、甲州街道経由で天領の甲斐に撤退するための門とも。


 桜田門→大手門と廻ってみるが、正月の一般参賀のためどこも人がいっぱい。北の丸に入る清水門は人がほとんどいなかった。近くには武道館がある。


 日経か何かに「女子に人気」と書いてあったので吉原に行ってみる。江戸時代の文化をモチーフにしたお土産などを開発しているようだが、街はスーツを着たオジさんが呼び込みに立っていたりして、女子向けではなさそう。吉原神社は1872年に四隅にあった神社を統合したとのこと。この後、首都高などを通って帰った。

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