今、保有しているゴーグルについて紹介。
(1)Oaklay MX O FRAME
昔から一番買っているモデル。オークリーのMXゴーグルの中ではスタンダードモデルのようだ。今でもフェイスマスクを取付ける穴が空いている。ただし、フェイスマスクは廃番のようだ。
以前のものに比べ、スポンジフォームの幅が広くなっているようだ。スポンジも厚くなっているみたいで、海外モデルにありがちな鼻の隙間も小さくなった気がする。
スポンジは2層になっている。コンパクトなゴーグルなので、ヘルメットと干渉しないのがよいかな。ジェットヘルメットにフェイスマスクが好きなので、一番使用頻度が高い。ただし、フェイスマスクの頬の部分に反射した雨粒が、ゴーグルの下から入ってくるので、雨の日は使いにくい。
(2)SCOTT RecoilXi
スコットは一般用の”89″と眼鏡用の”87″がスタンダードだったと思うが、Recoilは”89″の後継で、”Xi”はフォームが2層になった高級版のようだ。また、レンズは変わっていない。フェイスマスクは83/89用が今でも入手可能(デッドストックかもしれないが…)だが、取付用の穴は空いていないので自分で穴を開けて無理やり取付けることになる。Recoilになってノーズ部分が尖ったため、しっくりフィットしなくなった。ただし、通気をサイドから行うため、雨粒が進入しにくいのが長所。
オークリーに比べるとスポンジの幅が狭く、全体に少し大きいようだ。
スポンジはこれも2層になっているが、鼻の隙間は今回紹介した中では一番大きいと思う。
(3)SWANS MX-TALON
SWANSの高級モデル。SWANSは昔からレンズが傷つきにくいのが長所かな。フェイスマスクを流用しようとしても取付けにくい。ミドルモデルのRUSHなら、オークリーのものを無理やり取付けることができる。
他と比べると横長に見える。ベルトは独自形状で、他の3機種のように流用は効かない。さすがに国産で鼻の部分もフィットする。以前はフィット感が強すぎ、鼻が詰まりやすくなるのでSWANSを嫌っていたが、最近はそれほど気にならなくなった。
スポンジフォームは1層。交換可能でリプレース用も売っている。ホームページを見ると、ベルトも別売とあるが、売っているところを見たことがない。ゴーグルの耐久性でいうと、ベルトのヘタリが一番早い気がする。
高級機なのでアームを起こして使うことができる。特にフルフェイスのような大きな帽体のときにフィット感がよくなるようだ。
(4)PROGRIP Base Line Goggle
調光レンズを試してみたくなって購入。名前のとおりスタンダードモデルのようだ。調光レンズは変化は早くてよいが、もう少し濃くなって欲しい。また、均一に濃さが変化するのではなく、バイザーの陰のため上の方が透明で下の方が濃くなるのが、ちょっと不自然な感じ。アンチフォグ加工もしてあり、曇りにくさでは一番のようだが、傷が付きやすいので扱いに気を使う。
スポンジの幅は広め。ゴーグル自体は縦に長いようで、ツアークロス3だとアゴのところに当たって装着しにくい。
スポンジは1層だが分厚い。フィット感はまずまず。プログリップはベルトを単品販売しており、スコットやオークリーには流用可能。
モトクロスコースを走行するならフルフェイス形がよいが、のんびり林道を走る程度ならジェット形でもよいと思う。ただし、木の枝などが顔に当たると切れることがあるのでフェイスガードは必要だろう。廃番やモデルチェンジで、だんだん選択肢がなくなっているのが残念。レースで使われなくなったのはわかるが、ツーリング用に存続・復活してくれないかな。