
(1)全体行程
昨年はBOLTで海岸沿いを中心に回ったため、今年は内陸部をメインに検討。当初の計画では前半に音更、後半に名寄にベースを置くことでホテルを予約した。ところが、出発の数日前の天気予報で、日程前半の天気は良いが後半は曇りや雨になっていた。最も行きたいと思っていた箱岳が雨や曇りだとつまらないので、急遽前後を入れ替え、最初に名寄、途中が北見で最後が足寄に予約を取り直した。北見が入ったのは名寄と足寄(あるいは音更/帯広)のリーズナブルな宿が見つからなかったため。
行ってみたところ箱岳の林道が6月30日から工事になっていたので、結果としては変更は正解だった。また、日程後半の天気は予報ほどは悪くならず、晴れ間の見える日や快晴の比率が多くなった。
(2)車両


サイドバッグはTouratechのクリック。ワンタッチで取り外し可能な点が特徴。容量は片側28Lで右側には着替類、左にはスリッパ、チェア、SOTOのバーナーなどを搭載。チェアとバーナーは、どこかで静かにコーヒーを飲むことを考えていたが、結局使わなかった。ベース間の移動時以外はサイドバッグは外してホテルに置いている。
シートにはモンベルのデイバッグを積んでおり、薬や予備のジャケットなど身の回りの物を入れている。フェリー搭乗時は充電器や着替えとスリッパを入れて船内に持ち込んだ。ほとんどシートに固定だが、夕方のコンビニなどへの買い出しの場合は背負っている。
スクリーンはZETAアドベンチャーウィンドシールドのラージスクリーンを使用。林道メインの日はスクリーンを外している。

リアにはトレックフィールドのトレックマウントバッグLを装着。予備チューブや雨具が入っている。また、トレックマウントバッグに同社のISDEウェストバッグをウエストベルトで固定。中には腰痛用ベルトと駐車時用の車体カバーが入っている。寄る年波には勝てず椎間板が硬化しており、振動が長時間加わると腰痛が発生する。今回はWR250Rで乗り心地が良いのか、腰が痛くなることはなかった。ただし、左手中指の腱鞘炎が完治しておらず、痛くなった2~3日はロキソニンを服用した。

ナビはiPhone12miniのツーリングサポーターがメイン。電波が届かないところではOSMANDも使った。ツーリングサポーターは林道が掲載されていないのと、電波がないところではリルートできない欠点がある。GarminのZUMOは速度・標高・方位表示をしていることが多い。映像の撮影は昨年に引き続きInsta360 X4。

ツーリングマップル掲載の林道を走行する場合は、アプリ版のRoute!を表示させている。Route!は画面消灯をキャンセルできないので、設定で常時表示にする必要がある。写真ではZUMOに地理院地図を表示させ現在位置の確認をしているところ。


タイヤはダンロップのD605と悩んだが、よりオフ向けのIRC GP-610を使った。間隔の空いたパターンだが舗装路でも違和感なく走行できた。北海道の前に約1,000km走ったので、写真は5,000km程度の走行距離。フロントはもう少し使えそうだがリアは限界に近い。D605やBSのTW301/TW302は8,000~10,00kmぐらいは持つので、ライフは少し短めになるかな。なお、レビューなどを読むとフロントが先に摩耗している人がいるが、今回は北海道ツーリングがメインで、ブレーキの回数が少なかったのでフロントの持ちがよかったのかもしれない。
スプロケットのギア比は13/48で標準(13/43)よりローギアードにしている。メーター読み70km/h(実測で約60km/h)前後が一番快適で、メーターで90km/h(実測80km/h)程度まではそれほど苦にならない。高速道路はできるだけ使わず、下道優先とした。燃費は30~35km/Lとかなり良好。IMSの3ガロン(約11.4L)タンクなので無給油で300kmは余裕。
(3)服装

上着はFOX Racing Legion Softshell Jacketをメインに着用。インナーはエアリズムシャツにMXジャージまたは長袖シャツ。ジャケットは少し厚手で保温性がある。気温が28℃ぐらいになると暑くなるので袖を外してベストにする。レースを想定しているのか首周りはかなり余裕があるので、25℃以下の場合はネックゲーターも着用する。

寒さ対策としてウインドブレーカー(写真左;ライム色)を持参。デザインはトレックフィールドのペラジャン(写真右)と同じでプリント前の製品だと思う。本当はペラジャンを追加購入するつもりだったのだが、補充されたLのデザインが変わっているとのことで、オリジナルのものを探して手配した。朝の箱岳と気温が20℃近くまで下がる太平洋側で着用したが、保温効果は十分だった。また、昨年は北海道初日の気温が非常に低く、ウルトラライトダウンジャケットを着たので、今年も持参したが使うことはなかった。
ヘルメットはZEALOTのFlyboyJet CARBON HYBLID。軽量で疲れにくい。ゴーグルはOakley O-Frame MXにフェイスガード。天気が良くてスクリーンを付けているときはサングラスだけで走行したが、13日目にかなり西日を浴びたので、頬だけ日焼けしてしまった。
グローブは、自転車用ハーフグローブ、FOXのMXグローブ、100%の冬用MXを持参。にわか雨はあったが長時間雨の中を走行することはなかったので、雨具は使わなかった。グローブも林道でFOXを使った以外、スマホなどの操作が楽なので、ほとんどハーフグローブにしていた。
下は普段がジーンズで林道メインのときだけFOXのリージョンパンツ+ニープロテクタにした。ブーツはGaerneのBalance Pro Tech。トライアルブーツなので軽くて歩きやすい。
(4)その他

今年もホクレンがライダーキャンペーンをやっている。フラッグとステッカーを4色揃えてみた。
食事はあまりこだわらないので、朝・夕はコンビニ(主にセイコーマート)の総菜やおにぎり、サンドイッチで済ませている。昼も何でもよいのだが、せっかくなので、ご当地のものがあれば食べるようにしている。
おそらく一番よい季節だと思われるので、ツーリングのバイクはたくさん走っていた。ネイキッドやツアラー系のオンロード車とアドベンチャータイプなどの大型バイクが多く、セローやWRのような軽量なオフ車は比率としては低いようだ。箱岳の林道ではオフ車を何台か見かけたが、それ以外の林道ではバイクは見かけなかった。未舗装の道道でもあまりバイクは走っておらず、たまに見かける程度だった。
今年行った中では箱岳がベストで昨年と併せると知床が一番かもしれない。原野や森林、雄大な牧場、直線道路は結構そこら中にあるので、だんだんありがたみがなくなってくる。また、人が多いところは嫌いだし、温泉には入らない。ということで、3つ選ぶとしたら知床・礼文島・箱岳かな。