FULNESS CT125 マーシャルコンバージョンキット TYPE-2


 FULNESSというブランドからCT125にマーシャル888レンズを装着するキットが発売されたので購入してみた。ホームページでは10月10日出荷予定とあるが9月20日に届いた。


 キットはレンズとアダプター(リム)のセット。アダプターは装着済みだった。既存のTYPE1はヘッドライトケースごと交換するが、このType2はノーマルのリムにアダプターを介して装着するので、ケースはそのまま使うことになる。


 レンズはマーシャル888。160㎜径で角型レンズが流行りだす前の中型バイクの標準サイズ。ホークⅡやRD250はこのサイズだったはず。当時の標準は電熱球だったので、CIBIEのレンズキットに交換してハロゲンライト化していた。マーシャルも当時から販売されていたが、各車種用のキットはCIBIEの方が充実していたと記憶している。現在ではCIBIEのこのサイズは売っていないようだが、オークションなどにはたくさん出品されている。”旧車”などへの需要があるようだ。


 キット付属のLEDバルブはファン付きだったので、ファンなしのものにした。同じ形状でいろいろなところから販売されているが、BOLTで使っていたSUPAREEというブランド。ハロゲン球とほぼ同じサイズなので交換するだけでOK。


 ノーマルのリムにアダプタ経由で組付け。


 付属のハーネスを装着。


 純正のライトケースに取付け。取付方法は動画でも紹介されている。

 夜間のテスト動画。LEDバルブのためか少しムラがあるが、ノーマルより明るくなっている。PIAAのLEDフォグと併用するとかなり明るく、照射範囲も広い。

 カーブでの走行動画。往路がヘッドライトのみで復路がフォグとの併用。フォグを使わなくても明るいので、山間部以外はヘッドライトだけで十分だろう。

 なお、ノーマルではエンジンを始動しないとヘッドライトは点かないが、キットではキーオンで点灯する。ノーマルでは、バッテリーを介さない電源でヘッドライトを点灯させているためだが、容量が小さい(15W?)のでH4化しても明るくならないらしい。また、個人の改造ではハイビームインジケータが点灯しない例もあるようだが、キットでは問題なく点灯していた。

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