
トリッカーのスイングアームピボットはベアリング化しているが、リンクは車体への取付部以外はブッシュ(プレーンベアリング)になっている。WR250Rは最初からリンクの部分もニードルベアリングになっていて、価格が高いだけあってコストもかかっている。。リンクのブッシュはスイングアームと異なり金属製のようだが、アベ精工からニードルベアリング化したリンクロッドが販売されているので購入してみた。開発にはトライアル国際A級スーパーの野崎選手が開発にかかわったので、”野崎リンクロッド”と呼ばれている。
価格は少し高いが、アルミブロックからの削り出しなので納得できる。今回の注文の場合、加工済の在庫があり、注文後にアルマイト処理(とおそらくベアリング・オイルシール圧入)して出荷されたようだ。発注から3日ほどで届いた。

ノーマルとの比較。車体に取付ける個所は純正品もローラーベアリングになっている。他二つはブッシュ(プレーンベアリング)。せっかくなのでカラー4本も新品に交換。

純正品は鋳鉄で800g弱、アベ精工製はアルミで約400g。ばね下になるので軽いのに越したことはない。

装着したところ。スイングアームとリンクプレートの接合部分にブッシュが残る。ここのブッシュは薄いので、ピボットのような置き換えは困難と思う。
交換後にシートを上から押すと、初期の動きが速い。すべり摩擦成分が減って、転がり摩擦成分が増えたので、システムとして静止摩擦係数が低くなっているのだろう。舗装路を走行したところ、細かい凹凸に対する動きがよくなったように感じた。また、定期的にグリスアップすれば、おそらく耐久性も高いだろう。