ここ2~3年はナビとしてNAVITIMEのツーリングサポーターを使ってきたが、スマートディスプレイ(CarPlay)を本格的に使うためにはプレミアムプラス(1000円/月)にする必要がある。パイオニアのMOTTO GOだと400円/月でCarPlay対応なので、試してみることにした。
私の使い方の場合、
(1)125㏄と250㏄の案内が可能なこと。Google Mapなどでは、「高速/有料使用不可」は設定できても、バイパスなどの「125㏄以下通行禁止」の案内ができないので、CT125でのナビとしては使えない。
(2)Google Mapに出てこない林道の入口やスプレーガンの使えるコイン洗車場は地点登録しておきたい。
(3)音声案内はなくても可。高速道路などでの眠気覚まし程度にしか使っていない。
(4)渋滞が嫌いなので渋滞情報は必須。
といったあたりが要求事項になるかな。
上はMOTTO GOの画面だが、シンプルで情報量はあまり多くない。パイオニアは車載ナビの老舗のためか、ゴルフ場がたくさん表示される。ゴルフはしないので表示は不要なのだが、施設表示の設定がないので、消すことはできないようだ。また、林道などはほとんど表示されないし、細い道は薄く表示されるので見にくい。
ツーリングサポーターの画面。ベースの地図は同じ(ゼンリン?)のように見える。ツーリングサポーターは色々な機能が付いているが使わないものも多い。また、案内地点で地図を拡大してくれるのだが、通過後、元の縮尺に戻らないバグがあり、グローブをしていると縮尺を変えにくいので、少々イライラする。
同じ地点のOsmAnd画面。等高線なども表示可能で地形などの情報量も多い。林道の入口まではナビを使い、林道に入ってからはGarminの地理院地図かOsmAndを使うといいだろう。
MOTTO GOのルート設定画面。少し前までツーリングサポーターは中継地点8個までだったが、MOTTO GOは8個以上登録可能なようだ。
CarPlayの画面。シンプルだが見やすい。案内地点では地図が拡大されるが、ツーリングサポーターほどは大きくならない。ツーリングサポーターは大きく拡大されるので、複雑な交差点ではわかりやすくてよいが、普通の交差点では周囲が見えないのであまり良いとは思わない。西粟倉ツーリングでは、使っていて明らかなバグのような動作はなかった。ただし、志引峠から宮本武蔵の石碑に行くときにルートから外れた際、電波が届いていないので案内が停止した。少し山を下って電波が届いたところからルート案内が再開した。
ツーリングサポーターよりも機能は少ないが、絶対に必要な機能は搭載されているので、しばらくMOTTO GOで様子を見るつもり。