Unique System H4用ヘッドライト制御スイッチ


 CT125にマーシャルのヘッドライトを装着したとき、電源をバッテリーから直接供給するようになったので、キーONでヘッドライトが点灯する。ノーマルはヘッドライト専用の電源なのでエンジンを始動するまで点灯しない。WR250RやBOLTはバッテリーからの供給だが、途中のヘッドライトリレーがECUの指令でONになるので、エンジン始動までは点灯しないようになっている。
 バッテリーに負荷がかかるのはイヤだなと思って物色していたら、Hiの信号でリレーを動かして点灯するキットを発見した。最初に見つけたのは5000円以上したが、探してみたらUnique System製H4用ヘッドライト制御スイッチがリーズナブルで製品の信頼性も良さそうだし、アマゾンでも買えるので購入してみた。


 リレーはパナソニックの12V用で30Aのもの。誘導負荷でも10A(120W)ぐらいは流せると思うので十分な容量。


 熱収縮チューブでおおわれているのがダイオード基盤と思われる。


 おそらく上図のような回路になっていて、Hi信号でリレーがON、リレーがONするとダイオード経由で自己保持をかけるのだろう。


 とりあえず装着、すでにいろいろ入っているライトケースに収めるのに苦労した。テストしてみたところ、LoポジションでのキーON→エンジン始動ではヘッドライトは点灯せず、Hiにしたところ点灯。その後。Loにしても点灯を維持し、想定通りの動作をしていた。ただし、タイ国向け?左ハンドルスイッチはLo側をさらに押し込むとパッシングスイッチになるが、点灯はLo→Hiの切替になっており、Lo位置にボタンを戻したときに消灯してしまう。Hi/Lo切替(ディマー)スイッチはHiとLoの間を同時点灯させて真っ暗にならないような接点構成になっているが、タイ国向け?のパッシングスイッチは同時点灯の配慮がなされていないためと考えられる。ちなみに、BOLTのパッシングスイッチは独立しており、Loで押すとHi/Lo同時点灯するようになっている。


 Hi→Lo切替時などでパッシングを押してしまうことはよくあるので、いったん取り外すこととし、代わりに物理的なスイッチを取り付けた。キーON前にOFFにして、起動後ONにすればあまり忘れることもないだろう。リレーの活用については少し検討してみることにしたい。

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