中華製タイヤ空気圧モニター


 CT125は運が悪いのかパンクが多いし、トレールタイヤを履いているので、少しリアがグニャグニャした感触もある。走っていると空気圧が気になるので安価な中華製タイヤ空気圧モニター(TMPS)を付けてみた。四輪や二輪でも高級車では標準装備になりつつあるらしい。
 説明書の字が小さくて読みにくい上に日本語も怪しいが、上のボタンを長押しで起動/終了、下のボタンで警報の上限、下限の圧力や時刻を設定するようだ。単位はPSIまたはbarになっている。空気圧低下検知(LEDが点滅して音が鳴る)は1.0bar以下には下げられないので、オフロードでは使えないな。
 

 センサー部分。バルブのところに取付け、ロックナットで固定しておく。購入時点では内部の電池が樹脂でおおわれており、剝がして電池を再装着すると動作を開始する。


 電源供給用のUSBケーブル。コネクタは2極のマグネットになっている。バッテリー内蔵で、電源を供給しなくても一定時間は使えるようだ。また、節電のため、駐車中など振動がないと自動的にスリープに入り、動き出すと再起動するようになっている。

 圧力の精度はそれなりにあるようで、R&Rのタイヤゲージとは0.1bar(10kPa≒0.1kgf/cm2)以内の差だった。温度はバイクに取り付けている温度計と±2℃ぐらいの差になっていた。また、走行すると前輪の空気圧は上がらないが、後輪はしばらくすると0.2barほど上昇した。温度はほぼ外気温に沿って上昇・下降していた。センサがバルブのところにあるので、タイヤ内部ではなく外気温を測定していることになるのだろう。

 それなりには使えそうだが、後は耐久性かな。4か月後に壊れたというAmazonのレビューもあるし…。

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