iGPSPORT BSC100Sを導入したところ、GPSの精度などは問題ないが、潮岬ツーリングではメモリがいっぱいになって走行ログが止まってしまった。途中でファイルを保管すればよいのだが、忘れてしまいそうだし、時刻がズレているのも修正が面倒なので、Garminのデバイスを探すことにした。
etrexの最新機種は22x/32xだが、22xでも日本語版は5万円近くするし英語版でも新品だと3万円以上するようだ。いろいろ探していたら、生産中止になったeTrex Touch 25のデッドストックらしきものがebayに出ており、2万円ほどで入手できるので購入した。
内容物は本体とバーマウント、USBケーブルおよび説明書。画面保護のシールが貼られている状態だったので、商品説明のとおり未使用品のようだ。
etrex 20xとの比較。画面は一回り大きい。スティックがないので画面は大きくても長さは同じぐらいで幅が少し広い。割と短命な機種だけど、タッチパネルの評判が悪かったのかな。タッチ自体は標準設定ではスマホより鈍いが、静電式らしく感圧式?のZUMOに比べるとよく反応する。
背面。裏蓋のつくりは同じなので従来のetrexマウントがそのまま使える。電池ボックスやmicro SDカードスロットも同じ構造だった。
起動したらデフォルトでは”アクティビティを選択してログ記録開始”方式のメニューになっていた。いちいちスタートするのは面倒だし、電源OFF後にスタートを忘れそうだ。少しいじってみたところ、システムメニューでClassic Modeを選択すると従来風のメニューになった。また、Classic Modeでログをオートスタートに設定しておくと、衛星補足と同時にログを開始してくれるようだ。
CT125にマウント。画面は非常に見やすい。20xと同様にUSBで電源供給しながら使用可能。また、バイクの電源をOFFにすると、etrexは「そのままON」か「OFFにする」かを聞いてくる。選択し忘れてOFFになっても、次にバイクの電源をONにするとetrexも再起動する。
英語版なので日本語表示はできないが、有志により日本の地図は各種配布されている。とりあえずOSM地図と地理院地図を入れておいた。20xやZUMOと異なり、地図の画面操作はキビキビ反応する。
少し走行してみたが、ログには問題なさそう。とりあえずは20xと同様に使えそうだ。後はログのメモリがいっぱいになったときの書き出しなど、細かな挙動が20xと変わっていなければよいのだが…。