隠岐

　Google Map版はこちら全体、1日目、2日目、3日目。

日時：2016年8月11～13日
【1日目】
　距離：505.2km(フェリー区間72.4kmを含む)
　時間：15時間2分
【2日目】
　距離：157.6km(フェリー区間35.5kmを含む)
　時間：9時間7分
【3日目】
　距離：410.4km(フェリー区間73.0kmを含む)
　時間：15時間18分

【1日目】

(1)浄土ヶ浦

　七類からフェリーで西郷港で隠岐の島に上陸。フェリーは座るところがないぐらい混んでいた。上陸後、まず、中村キャンプ場に荷物を置いて、時計回りに進む。浄土ヶ浦は非常にきれいな入江。何人かが泳ぎに来ていた。

　ここの食堂で名物のサザエカレーを食べた。

(2)岩倉の乳房杉

　国道485から南谷林道を南へ進んで岩倉の乳房杉(いわくらのちちすぎ)へ。

　樹齢800年とのこと。

　こぶのような形になっており、母乳の神とされている。

(3)船が谷峠の林道

　国道485に戻り、県道47を時計回りに進んで、ツーリングマップルにも掲載されている船が谷峠の林道へ。

　途中のトンネルまでは草が多い。

　トンネルを過ぎてからは草が減ったが、路面は少々荒れ気味だった。

(4)屋那の闘牛場

　西郷を過ぎても海岸沿いに進む。屋那というところに闘牛場があった。

　牛突きと呼ばれる闘牛が行われている。

(5)那久岬

　県道44を進み那久岬(なぐさき)へ。古い灯台がある。ここから島前の島々が見える。

(6)深浦滝

　県道を進んでいると滝に看板があったので立ち寄ってみる。

　水量は少なかったが、高低差はそこそこある滝があった。

(7)ローソク島展望台

　五箇から林道に入ってローソク島展望台へ。ローソクの形をした岩が見える。夕日がちょうどローソクに先に見える遊覧船を予約していたのだが、機関故障とのことでキャンセルになった。

　お詫びということで観光協会から記念のビールとローソクをもらった。

(8)中村キャンプ場

　宿は中村のキャンプ場で入場料は300円だった。海水浴場にあるキャンプ場でシャワーもある。昼間は結構人がいたが、泊まったのはカブで広島から来た人との2人だけだった。

　海藻焼酎というものを買ってみたけど、めちゃくちゃまずかった

　肉は美味しかった。

【2日目】

(1)鬼舞スカイライン

　2日目は朝8:30のフェリーで、隠岐の島の西郷から西ノ島の別府へ移動。耳浦キャンプ場に荷物を置いた後、鬼舞スカイラインへ。

　稜線上を進む景色の良い道。牛や馬の糞がたくさん落ちているが、ほとんどは乾燥していたので、生乾きのものを避ければ良かった。

　鬼舞展望所から先は少しだけダートになる。周囲では馬や牛が放牧されていた。

　鬼舞展望所からの景色はすばらしい。

(2)赤尾展望所

　鬼舞スカイラインを戻って西へ進み赤尾展望所へ。

　ここから国賀湾や摩天崖が見える。

(3)国賀海岸

　いったん県道320に戻り、県道315で国賀海岸へ。

　先の尖った岩(観音岩)やブリッジになった岩(通天橋)がある。

(4)摩天崖

　林道を戻って少し北にある摩天崖へ。

　ここは257mの絶壁でほとんど垂直。

(5)船引運河

　林道を東に進むと船引運河に出た。元々陸続きだったところで、1915年に運河ができたとのこと。

(6)焼火林道

　島の南東に進み、焼火神社(たくひじんじゃ)の横から焼火林道へ。

　焼火山の周囲を回る林道。

　草はそれほどでもなく、割と走りやすい。途中の記念碑のところまでがダートだった。

(7)耳浦キャンプ場

　この日の宿は島の北東にある耳浦キャンプ場。ここは入場料が1000円で3分200円の温水シャワーがあった。西ノ島はキャンプ場が少ないためか、結構いっぱいだった。

　個人的に懐かしいCB90がいた。ただし、私が乗っていたのはディスクブレーキのCB90JX。

　面倒なのでスーパーの総菜を買って夕食。翌朝はちゃんとペペロンチーノを作って食べた。

【3日目】

(1)国賀海岸観光船

　昼のフェリーまで時間があったので、国賀海岸の観光船に乗ってみた。前日に陸側から覗いた海岸を海側から見て回る。

　亀の形をした亀島。

　金棒岩。近くには鬼岩がある。

　途中、何回か洞窟を潜る。

　通天橋。

　国賀海岸から見た摩天崖。

　船長さんの解説も軽妙で楽しめる内容だった。

(2)木路ヶ埼

　フェリーで中ノ島(海士町)に渡る。県道317→318で島の南端の木路ヶ埼へ。

　灯台と方角を描いたサークルがあった。

(3)明星海岸

　県道317に戻り明星海岸へ。

　海がすごくきれいだった。海岸にはキャンプ場もある。

(4)隠岐神社

　県道を少し進むと隠岐神社がある。

　後鳥羽上皇が座った切り株とのこと。

　桃山御陵によく似た雰囲気。

(5)菱浦港

　15:45のフェリーに乗って七類へ戻る。帰りのフェリーはそれほど混んでいなかった。米子ICから米子道→中国道→播但道→山陽道などを通って帰宅。

　装備は上がエアリズムシャツ＋MXジャージまたはジオライン長袖シャツ＋TシャツにFOXのリージョンジャケットで、高速道路以外は袖を外した。下はジオラインタイツにノマドパンツの短パンスタイル。膝にTaichiのプロテクタを装着。グローブは高速道路がJRPの革メッシュで、それ以外はTHORのMXグローブ。ブーツはG-Adventureにした。日中の気温は30℃を超えたので暑かったが、朝晩は20℃近くまで下がったので涼しかった。

　前から一度行ってみたかった隠岐諸島を走ってきた。天候にも恵まれ、すばらしい景色だった。