以前に使っていたアンドロイドスマートフォンはOSのバージョンが2.1だったので、USBメモリなどは扱えなかった。このため、Foretrex301のGPSデータを吸い出すためだけに安価なWindowsタブレットを買って泊まりのツーリングに携帯していた。
アンドロイドもバージョン3以上ならUSBホスト機能があるとのことで、Sony Xperia Z Ultra C6833であれば接続できるかと思い、USBホストケーブルMini-B – Micro-Bを使って試してみた。
ファイラーなどで Current.gpx を本体にコピーすれば取り出せる。これをメールなどで自分宛に送っておけば、GPS本体のデータがいっぱいになって困るという問題は解消できる。
PCに転送しなくても、地形図を読むために使っている地図ロイドでも軌跡を表示できる。
国土地理院の地形図で軌跡を表示できるので、林道の探索には便利かな。
そのまま投稿などもできるけど、自宅などのデータを表示しないためには、出発と最終地点をカットする必要がある。地図ロイドと連携しているアプリで山旅ロガーの有料版にカットする機能がある。
Foretrex 301は日本の代理店のページからは消えていて、本家のサイトには掲載されているものの、かなり古いモデルになっている。次に故障したりしたときに同じものを入手可能とは限らないので、トレッキング用の大きなモデルとか腕時計形とかになるかもしれない。そのときには、電池の持ち(ケーブルが不要)、林道などでの耐振動性、転倒したときのための出張りの少なさなど、何かを犠牲にする必要があるだろう。その代わり、Bluetooth接続のスマートフォン経由でSNSに投稿するなど、通信関係の機能はアップしそうだ。