ドラムブレーキの時代のオフロード車に比べると、セローのブレーキはよく効くが、フロントは少し物足りない気もするので、バイク屋タンデムのNISSINブレーキマスターキットを購入してみた。ノーマルの11mm径を3/8インチ(約9.5mm)にして、倍率をアップしている。公道走行車でも使えるようブレーキスイッチが取り付けられている。
ピストンを押すところが球面になっているのがポイントらしい。レバーの位置も調整可能となっており、ゴムのブーツも付属している。また、キットではヤマハ左ねじ10mm用のミラー取付可能なホルダもセットになっている。
マスタシリンダ径を小さくするとストロークが伸びるので、これをカバーするのにステンレスメッシュホースを使う。ホースとブレーキ液のセットが同梱されている。
ブレーキを触るのは久しぶりで、エア抜きに少し苦労したけど何とか装着。
ミラーの取付位置が変わっているので、アクセルワイヤはミラーステーの前を通した。
キャリパ側も問題なく接続できたが、ホースが細くなってクランプが緩くなるので、ゴム板を買ってきて巻き付けることで隙間を埋めている。この辺りは様子を見ながら、問題があればやり方を工夫しよう。
ハンドルも同時にレンサルのトライアル用5インチをトライアルワークス小坂の通販で購入。もっと安いところはあると思うけど、好みの長さにカットしてくれるのでここにした。長さは770mmにしてもらったので、今まで使っていたエトスの4.7インチよりも短くなっている。写真ではあまり差がないように見えるが、グリップエンドが少し高くなっているようだ。
ハンドルを取付けたところ。ガードなども前のまま取付けている。トライアル用のバーパッドはモトクロス用よりも細くなっている。
テストを兼ねて、岩谷峠を越えて満月堂の豊助饅頭を買いに行ってきた。
帰りに呑戸ダムに立ち寄ったところ、きれいなDT125が止まっていた。それまでの排気量別の頭文字をやめて、トレールはすべて「DT」に統一したときのモデルだと思う。
肝心のブレーキは、装着して出発するときは「少し効き過ぎかな」と思ったけど、少し慣れてきたら気にならなくなった。タイヤがツーリストなのでそれほど強くはかけていないが、よく効くしコントロールも問題なさそうだ。低速では指1本でもかなり効くので、ダート走行でも慣れるまではロックしないように気をつけた方が良さそうだ。
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